セルタップの失敗

July, 2002

石山照雄 D.D.Sc.

Ishiyama Dental Clinic
Asakusa Implant Institute

症例報告:
最近、久々に硬い骨と遭遇しました。タップを切らなかったのが失敗の原因でありました。部位は下顎の臼歯部で、事前のレントゲン
およびドリル時の骨の硬さを注意深くチェックしなかったことが起因です。骨の中でフィクチャーが硬く締め付けられ、途中で止まってしま
い、強力にセルタップ埋入したがそれ以上はできなかった。再度ジグをセットし逆回転で除去しようと試みたが、ジグがはずれてしまい
失敗。、また、いろんな鉗子を用いても不可能であった。そこで破骨細胞の出現する2週間後に再挑戦することにきめて、その準備を整
えた。
2週間後に麻酔し、秋葉原で購入したラジオペンチでフィクチャーを除去しようとしたが、微動だにしなかった。そこで、方針をかえて
ラウンドバーで周囲骨を除去しフィクチャーを撤去し、同時に再インプラントを施した。

スライドショー

フィクチャーが浮いてい
ます。
そのレントゲン像で、途
中で止まっています。
ラウンドバーでインプラ
ント周囲骨を除去し、
ラジオペンチで摘出して
いま
す。
摘出後のインプラント
ホール。

摘出フィクチャー やっとこを購入し、準備し
ました。
タップを切って、再インプラント。 そのレントゲン像で、フィクチャー除去時の骨喪失部は骨填材で骨再生を促しています。

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