Advanced Surgical Hands-On Model Workshop Live
& Operation of Socket Lift Technique
 
インプラント治療の適応症拡大のため、骨造成法が多数研究され報告されているが、その中でも、上顎骨における骨造成のためにサイナスリフトやソケットリフト等が応用され、上顎骨のインプラントの臨床応用が拡大されつつあります。サイナスリフトは外科処置時のリスクが大きく、一般の歯科臨床医においては敬遠されがちであり、専門病院、大学病院で行っているのが現状であります。我々、GPにとってはなかなか受け入れがたいものであります。上顎骨の骨造成法の定義においては、骨頂から上顎洞底までの距離が1〜3mmの時はサイナスリフト(open technique)が適応され、骨頂から上顎洞底までの距離が4〜7mmの時はソケットリフト(closed technique)が推奨されています。そこで、ソケットリフトの応用拡大をもとめて、骨頂から上顎洞底までの距離が2〜5mmの症例にもソケットリフトで対応可能なテクニックを改良考案しました。(但し、1mmの症例に対してはStage Approachが推奨されます。)

Program Schedule

Date : 24th /Oct / 2004 (平成16年10月24日)受付終了 (次回セミナー未定)

 9:00am   ~11:00         Presentation by Computer

11:00am  ~12:00         Hands on Workshop

12:00am  ~1:00pm      Discussion & Taking Lunch

1:30am   ~3:30pm      Live Operation

3:30am   ~4:30pm     Discussion

Venue

Ishiyama  Dental  Clinic  

(1-2-3 Hanakawado Taito-ku Tokyo〔浅草〕)

 Preparation

  1.White Coat

  2.Eggs

  3.Mask

  4.Globe

  5.Bone Graft Carrier  

         6.Socket Lift Kit

      1) Socket Lifter

                  2)Trephine Drill (3.5mm): ITI is recommended  

                  3)Condenser for Grafts

                  4)Depth Probe

                  5)Hammer  

            

         Socket Lift Kit

Ishiyama Dental Clinic

IDC Osseoimplant Institute

IDC Socketlift Institute

Dr. Teruo Ishiyama D.D.S.,Ph.D.  

AOIS会会長

 講習費:80,000円

 定員:4名(申し込み順で、4名で締め切らせていただきます。)

 申し込みはここをクリックしてください。


*****Refference*****

側方からのサイナスリフト適応症例に対して歯槽骨頂からのアプローチ

March, 2002

石山照雄 D.D.Sc., 小林 博D.D.Sc.

Ishiyama Dental Clinic
IDC Osseoimplant Implant Institute
IDC SocketLift Institute

English

緒言: 現在、サイナスリフト治療法は、萎縮した上顎骨のインプラント埋入に応用され、予知性のある療法として認められています。 残存歯槽骨の厚径によって、側方からのアプローチか、歯槽骨頂からのアプローチかが選択されます。サイナスリフトは、1978年に Dr.Hilt Tatum によって考案発表されました。 
最近になって、Dr.R.Lazarraがオステオトームを使って、歯槽骨頂からのアプローチ(Socket Lift)を試み、多数の論文を発表しています。歯槽骨頂の厚径が少なくとも1mmから3mmの時は、側方からのアプローチ、いわゆるSinus Liftが推奨されていますが、我々は極度に萎縮した症例(2mmから5mm)の歯槽骨厚径)に、歯槽骨頂からアプローチ(Socket Lift)し、インプラントの初期固定の問題もクリアーし、Sinus Augmentationにも満足な結果を得たので報告します。我々はこの療法を『Apply Bone Plug to Socket Lift』と呼んでいます。
目的: パノラミックの所見では、#14,#15,#16,#17,#24,#25,#26 & #27が欠損で、患者は局部床義歯を装着しているが、義歯の不調を訴え、インプラント治療を希望しているが、両上顎骨とも極度に萎縮しており、インプラントを埋入するために骨の増大が必要である。この症例では側方からのアプローチが適応であるが、患者からの了解が得にくく、術後の問題もあり、歯槽骨頂からのアプローチ(ソケットリフト)を行いました。
 

診断:

左右の上顎臼歯部の骨萎縮

方法: 左右上顎の萎縮した骨(2〜3mm)に対して,#16,#17,#26,#27に4本の酸エッチングで加工されたノーベルバイオケアー社のTiUniteWを用いた。最初に歯肉弁を形成し、直径3.5mmのトレフィンバーを用いて、上顎洞底から約1mmの骨を残して、骨栓を形成した。 その後、ソケットリフターで一体化した骨栓と上顎洞粘膜を注意深く挙上し、そのソケット(アクセスホール)を通して、HAとOsteogen のコンポジットGraft材を添入した。4本のインプラントフィクスチャーを並行性を保ちながら、埋入し、カバースクリューを装着後、歯肉弁を復位した。
 
Forming Bone Plug by Trephine Bar
Lifiting Membrane by Socket Lifter

Bone Plug in Sinus

結果:

 
すべてのケースに良好な初期固定が得られ、何ら臨床的に問題はなかった。手術3ヶ月後に2次手術を行い、その結果、良好なオステオインテグレーションがえられ、動揺もみられず、槌打に対する濁音もなく無症状で、辺縁の骨吸収も見られなかった。
 
結論: この改良外科技術を臨床の場において成功するためには、以下の大切な事項が必要であると示唆された。(1)歯槽骨頂アプローチからの外傷のない小さな窓の形成。(2)短時間のインプラント埋入と同時の処置。(3)上顎洞粘膜の注意深い挙上。(4)Graft材の注意深い挿入。

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