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歯科矯正用語集 -さ行-

[さ]

最小の固定

抜歯症例において、抜歯空隙利用により固定の分類のひとつ 大臼歯の固定は緩やかで、大臼歯も近心移動させて抜歯空隙を閉鎖する

最大の固定

抜歯症例において、抜歯空隙利用により固定の分類のひとつ 大臼歯の近心移動が許されず、小臼歯や犬歯の移動によって空隙を閉鎖する インプラントアンカーなどを用いる治療法が多い

サブナザーレ

軟組織側貌分析で用いられる鼻下点のこと サブナザーレからストミオン(口唇の中心点)の長さは上口唇の長さであり、いわゆる鼻の下の長さは20-24mmが平均値である

[し]

歯根吸収

矯正治療において、歯の移動による歯根吸収は避けられない しかし、適正な矯正力によってセメント質に限局して起これば修復される

自在蠟着

矯正装置の金属線材料の溶接に用いられる蠟着法のこと

歯体移動

歯軸を傾斜させることなく歯を平行移動させる様式をいう 厳密には、歯冠が動き歯根が動くいわゆるジグリングの連続によって成立するが、臨床的にはブラケットによる治療で可能となる

上顎前突

上顎前歯は下顎前歯より著しく前方へ突出した不正咬合をいう 骨格性と歯性とがある

上下顎前突

上顎前歯と下顎前歯がともに著しく前方へ突出した不正咬合をいう 骨格性と歯性がある

上唇小帯

上顎正中部で歯肉の近くまで達し、口唇の位置を固定している 小帯のつけ根が歯頚部近くになる位置異常をおこすと正中離開となりやすい

[す]

ストミオン

口唇に力を加えずに閉じた時の口唇と正中矢状面との交点である

ストリッピング

歯と歯の間、歯の両側面のエナメル質をダイヤモンドバーやディスク、またはストリップスなどで削ることをいう エナメル質は欧米人約1.1ミリに対し、日本人は約0.9ミリと薄いことがわかっている ストリッピングは叢生の解消をする手段のひとつ

ストレートワイヤー法

アンドリュースによって1960年代に開発されたエッジワイズ法のひとつ ブラケットをティップ、トルク、アングレーションを組み込み、アーチワイヤーに複雑な屈曲を入れずストレートワイヤーで治療する方法

スピーの彎曲

下顎の排列状態を側方から観察し、下顎切歯切端と第二大臼歯間を結んだ咬合平面より、小臼歯および大臼歯の頬側咬頭を連ねた線が緩やかな円弧を描くような彎曲のことをいう この彎曲の度合いは、オーバージェット、オーバーバイトが大きくなるにつれて強くなる傾向にある

スリーインサイザーズ

乳歯または永久歯がむし歯や外傷により抜歯されたり、先天的欠如によって前歯の1歯が欠損し、3歯の状態をいう 特に下顎前歯に多い

[せ]

正中口蓋縫合

上顎口蓋の正中線にあり、前方の切歯窩より正中を後方の鼻棘まで達する縫合をいう 20歳ごろまでには癒合する したがって、正中口蓋縫合を離開して上顎骨の急速拡大法を行う場合は、骨の新生が活発に行われる15歳くらいまでが適応年齢となる

正中離開

フランスではかわいいとされるが、上顎両中切歯の間に隙があるものをいう 原因は、正中過剰歯、側切歯の先天欠如、上唇小帯の付着異常などがある また、歯牙交換期において、みにくいアヒルの子時期といって、犬歯萌出前に正中が生理的に開いているものは正中離開とは区別される

舌側矯正

裏側からする矯正のことをいう

切端咬合

上顎と下顎の前歯同士が逆被蓋関係にまではいたらず、切端で咬合する不正咬合をいう

舌突出癖

舌の先で前歯を裏から押し、切端を越えて突出させることをいう 舌圧が強いと開咬状態となる

[そ]

早期治療

乳歯列期や混合歯列期の咬合に対して行う矯正治療をいう この時期の治療は歯並びよりも、顎の成長発育をコントロールするによって、顎骨のバランスを整えることが第一目標である 例えば歯並びが悪く反対咬合の子供に対して、反対咬合の治療を優先して行うことを意味する

叢生

乱ぐい歯ともいう 不正咬合のひとつで歯が唇側舌側に転位て生えている状態をいう 顎と歯の大きさの不調和からくることが多い