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歯科矯正用語集 -た行-

[た]

ターミナルプレーン

乳歯列期における第2乳臼歯の咬合関係のことをいう
バーティカルタイプ、メジアルステップタイプ、ディスタルステップタイプがあり、ディスタルプテップタイプはアングルⅡ級になりやすい

対象捻転

上顎両中切歯が対照的に内側捻転したものを翼状捻転という 外側捻転したものをcounterwingingという

ダイレクトボンディング法

ブラケットなどを直接ダイレクトに歯面に接着する方法をいう 一方、模型などでブラケットの位置を決め、それをコアなどを用いて歯面に移行して接着する方法はインダイレクトボンディング法という 

脱灰

歯の石灰化組織の無機質が溶解し除去される現象をいう ブラケット周囲の清掃不良により、不潔域が拡大しう蝕が生じ、歯質の脱灰が生じる そのため清掃の徹底と、フッ化物の応用による歯質強化を行う

[ち]

力の作用方向

歯をある一定の方向に移動させる矯正力をいい、次の5つがあげられる
近遠心方向、唇舌方向、挺出、圧下、回転

力の作用様式

力の持続の仕方をいう 力の加わる時間の長さと力の減衰の速さにより、次の3つがあげられる
持続的な力、断続的な力、間歇的な力

中心位

顎関節における下顎頭によって決定される位置であり、下顎の基準の位置としては比較的安定している

中心咬合位

咬頭と窩あるいは斜面が最大限に嵌合し、上下顎群が最多接触点で顎位が静止する咬合状態をいう 中心位と中心咬合位が一致することが望ましいとされる

鳥貌

上顎が正常発育するのに対し、下顎が劣成長を示し、オトガイ隆起がなく、あたかも鳥の側貌ににていることから呼称される症状名 舌根が沈下しやすく、睡眠時無呼吸症候群になりやすい

[つ]

ツイード(Tweed)

1944年、ツイードは上下顎にはすべての歯が存在するなど、正常咬合の成立条件を確立したが、多くの症例を治療するうちに、すべて非抜歯治療で、機能的にも形態的にも調和がとれることは不可能であることを知った。特に、歯と歯槽基底との間に不調和のある場合は、抜歯不可欠であるとした。さらに、下顎切歯の位置の重要性をTweed三角で述べ、抜歯論を主張した すなわち、器械的に歯を排列して静的な咬合を得るだけでなく、動的な咀嚼機能を考え、さらに顔貌との調和を得るためには、抜歯が避けられない手段となった

強い力

矯正力の大きさは強い力、弱い力、最適矯正力に大別でき、強い力とは矯正力が強く歯根膜が貧血をきたし、硝子様変性が生じて歯の移動が一時的に停止し、さらに力が持続すると歯槽骨の穿下性吸収を生じるような力をいう 穿下性吸収おこすような場合、その歯根にも吸収を生じやすい

[て]

低位

歯が咬合線に達しない位置をとる状態 犬歯の低位唇側転位などがある 反対は高位で主に挺出歯のことをいう

低位舌

安静な状態において、舌が下顎歯列内に低く充満した状態をいう 下顎歯列自体は際立った不正が見られないことを特徴とするが、舌に歯の圧痕があることが多い

抵抗源

歯の移動に対する抵抗をいう 固定源ともいう

ディスキング法

軽度のスペースディスクレパンシーがある場合に歯冠幅径を小さくする目的で隣接面のエナメル質を削除することをいう IPR(Interproximal reduction)ともいう

転位

個々の歯の位置不正の一つで、次の5つにわけられる
近心転位、遠心転位、唇側転位、頬側転位、舌側転位

[と]

頭部X線規格写真

ある一定の撮影条件のもとで撮影された頭部のX線写真で、顎顔面の形態および大きさの検討や分析、および成長に伴う変化の検討に必要不可欠なもの

トルク

歯冠部に回転中心をおいて主に歯根を唇(頬)舌的に傾斜させることをいう